店舗集客は何から始める?自店に合う方法を一つ選ぶ
SNSもチラシも気になるけれど、全部を続ける余裕はない。店舗集客で迷ったら、まず「どんな人に、いつ来てほしいか」を一つ決めましょう。その人が店を探す場所に合わせ、使えるお金と時間の範囲で方法を選びます。
平日の新規客を増やしたい店と、もう一度来てほしい店では、やることが違います。下の選び方と花屋の例を使えば、自店で試す方法を一つ決め、始めた後に何を見るかまで考えられます。
増やしたいのは、初めての来店か、再来店か
最初に、次のどちらを優先するか決めます。
- 初めてのお客様を増やしたい。店を知る場所と、初回利用の不安を確かめる。
- 来たことのあるお客様に戻ってきてほしい。前回の感想と、次に利用する用事を確かめる。
たとえば、週末は満席でも平日の昼は空いている飲食店なら、「近くで働く人に、平日の昼に定食を食べに来てもらう」と考えられます。年齢だけで客層を決めるより、伝えるメニューや営業時間を選びやすくなります。
何人まで受け入れられるかも見ておきましょう。予約が増えても、長い待ち時間や品切れが続けば、接客に無理が出ます。
新しい宣伝の前に、来店を迷わせる情報を直す
店を知っていても、料金が分からない、定休日が違う、予約先が開かない状態では来店しにくくなります。スマートフォンで自店の案内を開き、お客様のつもりで確認してください。
| 今の困りごと | 先に確かめる場所 |
|---|---|
| 料金や所要時間をよく聞かれる | メニュー、初回料金、追加料金の説明 |
| 場所が分からないと電話が来る | 地図の位置、入口の写真、駐車場の案内 |
| 興味は持たれるが予約につながらない | 予約リンク、空き状況、申し込みの手順 |
| 一度来た人が戻ってこない | 利用後の感想、次に利用する理由や案内 |
原因を決めつけるための表ではありません。「どこから確認するか」を選ぶ目安です。壊れたリンクや誤った営業時間があれば、宣伝を増やす前に直しましょう。
客層に合う集客方法を選ぶ
方法の名前より、お客様が店を選ぶ場面を考えます。「若い人だからSNS」と決めず、来店した方にどこで知ったかを聞くと、自店の手掛かりになります。
聞き方に迷ったら、来店動機アンケートの質問例5問を使い、初めて知った場所と今回選んだ理由を別々に確かめられます。
| 方法 | 候補にする場面 | 伝える内容の例 |
|---|---|---|
| Googleマップなどの店舗情報 | 近くの店を探している | 場所、営業日、商品や設備の写真 |
| 自店サイト・予約ページ | 料金や条件を比べている | 初回料金、所要時間、予約方法 |
| SNS | 商品や仕上がりを写真で選ぶ | 商品の見た目、価格、利用できる日 |
| 店頭表示・チラシ | 店の前や近隣で店を知る | 何の店か、価格帯、営業している時間 |
| LINE・メールなどの案内 | 利用した方に次の用事を知らせる | 希望者への商品や営業日の案内 |
| 広告・予約媒体 | 新しい接点を試したい | 対象地域、掲載内容、予約先 |
Googleマップの情報を整えても、上位表示や来店が保証されるわけではありません。SNSの反応が多い場合も、価格や予約方法まで確かめられる状態にします。
口コミを読んで店を比べる人もいます。口コミの案内を続ける方法は、Google口コミを増やす仕組みの作り方で具体的に確認できます。
お金と作業時間の両方に収まるかを見る
掲載料がかからない方法でも、撮影や返信には時間が必要です。毎週続ける作業を思い浮かべ、営業の合間に無理なくできるかを見てください。
費用は月額だけでなく、印刷、制作、配布、予約手数料なども含めて確かめます。お金が予算内でも、接客を後回しにするほど手がかかる方法は見直しましょう。
コピーして使える、集客方法を選ぶメモ
来てほしい人:
来てほしい曜日・時間:
今回試すことを一つ:
使えるお金と、続けられる作業の量:
試した後に確かめること:
全部を埋めなくても始められます。分からないことは、来店したお客様にきっかけを聞くなど、小さく確かめていきましょう。
花屋なら、まず何を変えるか
帰宅途中の人に、自宅用の花を買ってもらいたい花屋を考えます。説明用の架空例です。
平日夕方に店の前を通る人はいるものの、店頭には贈答用の花ばかりが見え、自宅用の価格が伝わっていません。この場合は、新しい宣伝を増やす前に、自宅用の花と価格を見える場所へ出すことが候補になります。
| 候補 | 今回の考え方 |
|---|---|
| 店頭の価格表示を直す | 店の前を通る人に、買えるものと価格を伝えられる |
| SNSを始める | 来てほしい人が見ているか、投稿を続けられるかを先に確かめる |
| チラシを配る | 配る範囲と費用を決め、店頭表示だけでは届かない人に伝えるか考える |
この店なら、まず店頭表示を直して様子を見ます。どの店にも同じ方法がよいのではなく、来てほしい人と、今つまずいている場所に合わせて選ぶ例です。
始めた後は、来店のきっかけと負担を確かめる
来店した方には、短く次のように聞けます。
当店を初めて知ったきっかけは何でしたか。
今回、当店を選んだ一番の理由は何でしたか。
SNSで知っていても、来店の決め手は価格や場所かもしれません。質問票を用意するなら、店舗アンケートの質問例から必要なものを選べます。
使った費用と、続けるためにかかった手間も見直しましょう。来てほしい人に届いていて、無理なく続けられるなら継続の候補です。料金の質問が残るなら表示を直し、接客に支障が出るなら作業量を減らします。
一度の増減だけで成功・失敗を決める必要はありません。天気や営業日でも来店は変わります。クリックや閲覧の増加も、実際の来店とは分けて見てください。
お客様の声を集める仕組みも整えたいときは
口コミぽんは、QRコードや専用URLでお客様にアンケートを案内し、お店への感想を集める店舗向けサービスです。アンケートを通じたGoogle口コミの投稿案内もサポートします。
集客方法を考える中で、「来た方の感想も知りたい」「口コミのお願いが続かない」と感じたら、その部分から相談できます。媒体を全部決めたり、管理表を埋めたりしておく必要はありません。
口コミぽんのサービス内容をご覧いただき、導入相談で今の悩みをお聞かせください。自店に合う使い方と、必要な支援が対応範囲に入るかを確かめられます。
