口コミ分析ツール3製品を比較。お店の改善に使える選び方
各店舗の口コミを読んでいるうちに、報告をまとめる時間がなくなってしまう。そんなときは、自店の口コミを取り込めるか、気になる要約から元の文章を確かめられるかを先に比べましょう。
グラフの種類が多くても、お店で起きたことが分からなければ改善に使いにくいものです。店舗の口コミをまとめる2製品と、アンケートなども合わせて読む1製品を、使う場面から整理します。
口コミ分析ツール3製品は、扱いたい声から選ぶ
次の表は順位ではありません。Googleマップなどに届く店舗の口コミを見たいのか、社内のアンケートや問い合わせも合わせたいのかで候補が変わります。
| 製品 | 確認できる主な内容 | 比較するときの確認点 |
|---|---|---|
| STOREPAD | 複数媒体の口コミをまとめ、AIで良い点・改善点を分類する。返信文作成も支援 | 自店が使う媒体のどの口コミを分析できるか。必要な分析が契約プランに含まれるか |
| 口コミコム | 自店・競合店の口コミの要約、キーワードごとの良い評価・悪い評価、星評価の推移など | 競合店の比較範囲、対象店舗数、必要な機能の追加料金 |
| 見える化エンジン | 口コミに加え、アンケート・問い合わせなどの文章を集め、グラフやマップで分析・共有 | 手元のデータの取り込み方法、初期設定と継続更新を誰が行うか |
2026年9月30日に確認した公開情報の範囲です。全機能が同じ料金で使えるという比較ではありません。自店の利用条件での総額は、この情報だけでは確定できないため、店舗数・対象媒体・使いたい機能を伝えて確認してください。
店舗ごとの口コミを日常的に確認したいなら、STOREPADや口コミコムが候補です。アンケートや問い合わせもまとめて改善点を探したいなら、見える化エンジンのような文章分析の製品も比較できます。
化粧品の使用感やEC商品のレビューを調べる製品もあります。「口コミ分析」という名前だけで選ばず、実際に読みたい場所の声が対象かを見てください。
「使える分析か」は、短い口コミ1件で試せる
デモ画面では、きれいなグラフより「この要約はどの文章から出たか」を見ます。例えば、次は説明用に作った架空の口コミです。
「料理はおいしく、スタッフの説明も丁寧でした。ただ、会計をお願いしてから待ちました。」
「良い口コミ」と一つにまとめるだけでは、会計の改善点が見えなくなります。反対に「待ち時間が不満」とだけ読むと、続けたい料理や接客の良さを見落とします。
製品を試すときは、このように一つの文章に複数の話題がある例で、次の違いを確認しましょう。
| 試すこと | 使いやすさを見るポイント |
|---|---|
| 料理・接客・会計を分ける | 一つの口コミから複数の話題を拾えるか |
| 要約から元の口コミを開く | 根拠の文章まで戻り、前後を読めるか |
| 「待たずに済んだ」も入れる | 「待つ」という単語だけで不満にしていないか |
| 分類が違うときに直す | 分類や辞書を直せるか。できない場合は補足を残せるか |
| 店長へ結果を渡す | 必要な文章や集計を、使える形式で共有できるか |
これは3製品すべてに備わる機能一覧ではなく、契約前に試すための確認表です。画面でできなかったことは、その場で提供会社へ聞いてください。
自動分類が苦手な言い方は製品によって違います。点数の高さだけで選ぶより、自店でよく届く文章を無理なく確かめられる方が、日々の確認を続けやすくなります。
まず手で数件を読み、改善点の分け方をつかみたい方は、10件の架空例で確認できます。
店舗を比べる前に、期間と件数をそろえる
「A店には会計の不満が3件、B店には1件ある」。これだけでA店の対応が悪いとは決められません。集めた期間や口コミ全体の件数が違う可能性があるからです。
同じ1か月で見ても、全体が10件の店と100件の店では見え方が違います。件数と割合を両方見て、気になる声の中身を確認する順で使いましょう。口コミを書く人だけの声なので、来店客全員の評価とも限りません。
例えば会計の不満が続くなら、混む時間やレジの流れを店長が確認します。ツールが出した「改善案」だけで担当者の評価を決める必要はありません。
料金は「分析するまでに残る手作業」も比べる
月額料金が同じでも、毎回コピーして読み込ませるのか、自動で取り込めるのかで負担が変わります。分析の前後に残る仕事まで聞きましょう。
- 初回に過去の口コミを取り込めるか。対象期間と件数の上限はあるか
- 新しい口コミは自動で増えるか。手動なら何を操作するか
- 店舗追加、分析件数、データ出力、利用者追加に別料金があるか
- 解約後に、必要な結果や元データを受け取れるか
聞き方は、「3店舗のGoogle口コミを毎月まとめたいです。取り込みから店長への共有まで、こちらに残る操作を見せてください」で十分です。実際の店舗数や媒体に置き換えて使えます。
分析する声が少ないなら、感想を聞く場面から整える
ツールを比べているうちに、「まだ感想が少なく、お店で何を変えるべきか分からない」と感じることもあります。その場合は、来店後に声を聞くきっかけを作ることから始められます。
口コミぽんは、お客様へのアンケートを通じてGoogle口コミの投稿をサポートする店舗向けサービスです。QRコードや専用URLでアンケートを案内し、接客中に長く質問できないときも、利用後の感想を聞くきっかけを作れます。
何を聞けばよいか迷う方は、店舗アンケートの質問例も参考になります。自店での案内方法や口コミぽんの使い方は、サービス内容をご覧いただくか、問い合わせフォームからご相談ください。キャンペーンの対象・内容もあわせてご相談いただけます。

