口コミツールの費用対効果は?時間と来店を分けて計算する
月額数千円の口コミツール。便利そうでも、「その分を回収できるのか」が気になりませんか。
費用対効果は、支払うお金、減らせた作業時間、増えた来店や利益を分けて考えると判断しやすくなります。時間をお金に換算しただけでは、口座に残るお金が増えたことにはなりません。まず1店舗の架空例で見てみましょう。
月額6,000円でも、初期費用を含めると見え方が変わる
ここでは説明用に、初期費用12,000円、月額6,000円のツールを12か月使うとします。すべて税込の架空の支払額で、口コミぽんや実在する製品の料金ではありません。
| 見たいもの | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 初月に必要なお金 | 12,000円+6,000円 | 18,000円 |
| 12か月の支払総額 | 12,000円+6,000円×12か月 | 84,000円 |
| 1か月あたりの平均負担 | 84,000円÷12か月 | 7,000円 |
月平均7,000円は、比べやすくするために初期費用を12か月へ分けた数字です。毎月7,000円が請求されるという意味ではありません。
SMS送信、店舗追加、初期設定の支援などに別料金があれば、それも足します。短期でやめる可能性があるなら、使う予定の月数と、解約後も支払いが残る条件で計算し直してください。
料金の含まれる範囲が分からない場合は、月額以外の確認項目から整理できます。
月4時間減っても、6,000円の現金が浮くとは限らない
次に、口コミの確認・案内・返信など、今回導入するツールが実際に助ける作業だけを比べます。対応していない仕事まで、減る時間へ入れないでください。
架空例として、導入前は月6時間、導入後は月2時間なら、減った作業は4時間です。時間の価値を1時間1,500円と置くと、4時間×1,500円=6,000円相当になります。
ただし、店長の作業が4時間減っても、給与や外注費の支払いが変わらなければ、現金の節約額は0円です。その4時間を接客や休憩へ使えることと、6,000円の支払いがなくなることは分けましょう。
最初の例なら、月平均の費用7,000円に対し、減った時間の価値は6,000円相当です。「時間が減ったので無料同然」とは言えず、残る負担に見合う使い道があるかを判断します。
実際に外注費や残業代が減った場合は、その減額を記録できます。同じ4時間について、現金の節約と時間の価値を両方足さないでください。
来店で回収するなら、売上ではなく残る利益で見る
来店が増えることも期待するなら、「何人増えれば費用を回収できるか」を先に置きます。ただし、増える人数を予測や保証として扱わないでください。
架空例として、1人の来店で売上が5,000円増えても、材料費などが3,000円かかるなら、追加で残る金額は2,000円です。ここでは、この2,000円を計算に使います。
月平均7,000円をこの金額だけでまかなうには、7,000円÷2,000円=3.5人。人数は切り上げて月4人の追加来店が一つの目安です。追加の人件費なども発生する場合は、それを引いた金額で計算し直します。
これは費用を回収するための条件であり、「ツールを入れれば月4人増える」という話ではありません。また、4人分の利益で費用を回収する計算と、先ほどの時間の価値は別々に示しています。
自店の数字へ置き換えるときは、次の3行で計算できます。
比較する月数:___か月
1か月あたりの費用=(初期費用+月額×月数+追加料金)÷月数
必要な追加来店数=1か月あたりの費用÷1人増えたときに残る金額(端数は切り上げ)
1人増えたときに残る金額が0円以下なら、この式では回収に必要な人数を求められません。先に価格や追加でかかる費用を見直します。
相談前にこの計算を完成させる必要はありません。料金や減らせる仕事がまだ分からないなら、そこから確認できます。
電話ボタンのクリックと、実際の予約を混ぜない
導入後は、まず使う前と使い始めた後で、次の数字を別々に残しましょう。
| 見る数字 | 分かること | それだけでは分からないこと |
|---|---|---|
| 口コミに使った作業時間 | 自店の手間が変わったか | 給与や外注費が減ったか |
| 口コミの投稿件数 | 公開された声の件数 | 来店・売上の増加額 |
| 電話ボタンやサイトのクリック | お店に関心を持って起こした操作 | 通話成立・予約完了・来店 |
| 実際の予約・来店 | お客様が利用した件数 | すべてがツールの効果かどうか |
Googleビジネスプロフィールの通話の指標は、電話ボタンのクリック数です。予約が取れた件数とは分けます。来店時に「何で知りましたか」と聞ける場合も、回答だけでツールの効果を完全に切り分けられるわけではありません。
セール、広告、休業日、季節によっても来店は変わります。比較期間の営業日数をそろえ、大きく変えたことを短くメモすると、数字の読み違いを減らせます。
続けるかは「実際に使えたか」から判断する
試用や最初の利用期間では、案内を出せた回数や担当者が操作できたかも見ます。使えていない状態で効果がないと判断しても、料金と機能が合わないのか、使い方が決まっていないのかを分けられません。
負担が減らない場合は、口コミツールが使われないときの見直し方から、止まっている作業を確認できます。継続判断の日は、契約の更新・解約の期限より前に置きましょう。
口コミぽんは、お客様へのアンケートを通じてGoogle口コミの投稿をサポートする店舗向けサービスです。QRコードや専用URLでアンケートを案内し、来店後に感想をお願いするきっかけを作れます。
「忙しい接客の中で使えるか」「今の案内方法と比べて何が変わるか」は、導入前に確認したい点です。サービス内容をご覧いただくか、問い合わせフォームから使い方や料金をご相談ください。キャンペーンの対象・内容もあわせてご相談いただけます。

